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ミニバのコーチのぼやき


by kikuna-pekopeko

最近読んだ本

「用心棒日月抄」 「弧剣」 「刺客」 「凶刃」 藤沢周平
  相変わらずのオッサン本なのだが、この用心棒シリーズも良いね。
  武家の堅苦しさと町人の市井のゆるさが相まって、楽しめる。

「ぐるりのこと」 梨木香歩
  この作家ってものすごくシンプルな言葉を選ぶために
  ものすごく深く考えているのね。
  頭いいんだろうなぁ。
  こんだけ平易な言葉で深いことを伝えるのって。

「陽気なギャングが地球を回す」 「陽気なギャングの日常と襲撃」 伊坂幸太郎
  このギャングたちは粋だねぇ。
  馬鹿みたいなこだわりはもはや個性なんだ。
  映画観たかったな。
  TSUTAYAで借りてこようかな。
  4年前の映画だもんなぁ。

「クロスカウンター」 井上尚登
  読後スカッとします!と帯に書いてあった。
  あまりスカッとしなかった。

「ウランバーナの森」 「サウスバウンド上下」 「マドンナ」 「家日和」  奥田秀朗
  私、この作家の「延長戦に入りました」という作品を読んで、
  こんなに面白い事書く人っているんだ! へえ!と思い、
  それ以来ファンです。
  ウランバーナの森はジョンレノンがモデル。
  生きているよう。 良かった。
  サウスバウンドもこんな父親がいたら大変だけど、
  友達の父親がこんなだったらイカスだろうなぁと思う。
  好きな作家だから、サミットの本屋に並んでいる
  (サミットは出版社ごとではなく、作家ごとに並んでいるので)
  奥田氏の本をガサッと買いました。

「万寿子さんの庭」  黒野伸一
  かもめ食堂とか作った監督さんに映画にしてもらうといいかもね。
  サラッと。
  あまり現実味はないなぁ。 オバサンとしては、現実はこうじゃないだろと
  思うけど、この作家さんは乙女に対しての憧れが大きいんだろうなぁと
  感じた。
  話し自体は良い話なんだけど、わたしは感動しないんだなぁ。

「聞き屋与平」  宇江佐真理
  上手に出来ている小説だなぁと思います。
  印象は残る。 結構良心的な人が多く出て来る。
  だから安心して読めるね。

最近は読んだ本を間違えて買わなくなった。
迷った時に買わないで、帰宅してから再確認して、
後で買うようになったからかな。
by kikuna-pekopeko | 2010-09-25 22:37 | Comments(0)