桜さんたち
2014年 07月 03日
最近読んだ本でとても印象的だったのが、
桜木紫乃の「ラブレス」と
桜庭一樹の「私の男」だったのです。
もう、どっちも本の4分の1まで読み進むのにとても辛くて、
若い時だったら放り投げてしまった本です。
ところが年を取ると良いことも起こるもので、
我慢強くなって最後まで読めるようになるんですね。
自分の倫理観とかを無視して本のなかにどっぷり浸かってしまうと
後は勢いで読み切れます。
ラブレスも私の男も、地獄好きで、
実は楽観を持っている女性が書いた小説のような感じがしました。
プロットとか辻褄とかを超える、愛の話なんですね。
書く力は両人とも凄いです。
上手い文だなあと思います。
そこで映画はどう描いているのか、興味があって、
「私の男」を観に行きました。
原作の方が良かったな。
男優の浅野君がもっとヨレヨレならいいんだけど、カッコ良すぎるんだな。
今より少し若いトヨエツならいいかな。
二階堂ふみちゃんは良かった。
小町役の女優が良かった。
流氷の絵がきれいだった。
陳腐な暗示が多くて、原作の乾きを失っていた。(もっと無機質なの)
私が小説を読んで描いた映像と違うところが多かったせいかな。
原作より良かったところは少女が津波の後救出されるところ。
あの子役の女の子は朝ドラの花ちゃんの小さい時の子ね。
「花ちゃん」役づいてるんだね。
桜木紫乃の「ラブレス」と
桜庭一樹の「私の男」だったのです。
もう、どっちも本の4分の1まで読み進むのにとても辛くて、
若い時だったら放り投げてしまった本です。
ところが年を取ると良いことも起こるもので、
我慢強くなって最後まで読めるようになるんですね。
自分の倫理観とかを無視して本のなかにどっぷり浸かってしまうと
後は勢いで読み切れます。
ラブレスも私の男も、地獄好きで、
実は楽観を持っている女性が書いた小説のような感じがしました。
プロットとか辻褄とかを超える、愛の話なんですね。
書く力は両人とも凄いです。
上手い文だなあと思います。
そこで映画はどう描いているのか、興味があって、
「私の男」を観に行きました。
原作の方が良かったな。
男優の浅野君がもっとヨレヨレならいいんだけど、カッコ良すぎるんだな。
今より少し若いトヨエツならいいかな。
二階堂ふみちゃんは良かった。
小町役の女優が良かった。
流氷の絵がきれいだった。
陳腐な暗示が多くて、原作の乾きを失っていた。(もっと無機質なの)
私が小説を読んで描いた映像と違うところが多かったせいかな。
原作より良かったところは少女が津波の後救出されるところ。
あの子役の女の子は朝ドラの花ちゃんの小さい時の子ね。
「花ちゃん」役づいてるんだね。
by kikuna-pekopeko
| 2014-07-03 22:21
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